BST 3000−6 B高温熱電対検定炉1600℃

1.概要：

白金ロジウム30−白金ロジウム6（B型）熱電対は国際電工委員会が公布した標準熱電対の一つであり、冶金、機械、化学工業、エネルギー、建材及び国防科学研究などの重要分野に広く応用されている。高温熱電対検定炉は量値伝達の最も主要な装備であり、その炉温は1500℃に達したため、過去、国内では通常白金ロジウム合金を発熱材料として用いていた。改革開発以来、プロジェクトの関連検定設備を大型導入し、多くは金属セラミックスを発熱材料として採用している。国内計量部門と科学研究部門はこれに対して研究開発を行い、200時間1600℃試験を通じて、1等標準熱電対に劣化の影響が見られないことを証明した。同時に、寿命が長く、温度場が安定し、価格が安いなどの利点がある。

2.技術指標：

2.1、最高使用温度1600℃。

2.2、温度場分布：JJG 141-2000、JJG 167-1995規程とJJF 1176-2007に適合する

作業用二重白金ロジウム検定炉：（最高温度点が炉中心から20 mmを超えず、最高温度点で20 mm±1℃の温度場がある）

標準二白金ロジウム検定炉：（最高温度点が炉中心から20 mmを超えず、最高温度点±20 mm内で、温度勾配≦±0.5℃/cmの温度場）

タングステンレニウム熱電対検定炉（最高温度域が炉中心から20 mmを超えず、均一温度場が20 mmを超えない範囲内の任意の2点温度差が1℃を超えない）

2.3、温場試験：温度1500℃、試験方法はJJG 351-96付録3を参照して制定する。

2.4、炉内径Φ15